
ストレスを和らげるためにはどうすればいいのかニャ?

よーし、認知行動療法を使ってストレスを和らげる方法を勉強していこう!
キーワードは「考え方のクセ」だよ!
ストレスを感じやすい人は、特徴的な考え方をしていると言われています。
認知行動療法では、ストレスを和らげるためには、まず自分の「考え方のクセ」に気づくことから始まります。
この記事は「初めての認知行動療法」シリーズ(全4回)の2記事目です。
この記事、単体でも十分理解できる内容となっておりますが、もし細かく勉強されたい方は、前回の記事もお読みください。
本シリーズの記事一覧はこちらから
初めての認知行動療法
前回の記事はこちらから
https://kokorosort.com/51/
ストレスは私たち自身が作っている??
一人でに浮かんでくる「考え」に気をつけて!
私たちは何かしら出来事に遭遇すると、頭の中にひとりでに何か「考え」が浮かんできます。
たとえば、ダイエット中の女性がケーキを前にして、「ダイエットしなきゃだめよ!」という考えが浮かんできたとします。
このように、自然に浮かんでくる考えのことを「自動思考」と言います。
実は、この「自動思考」はその後の気持ちや行動に影響を及ぼすのです。
下のイラストをみてください。

この女性の例では、ケーキを前にして「ダイエットしなきゃ」という考えが浮かんできました。
この女性は、ケーキを食べるでしょうか?
おそらくダイエットをしなきゃいけないので食べないのではないでしょうか。
つまり、「ダイエットしなきゃ」という考えが、「ケーキを遠ざける」という行動を引き起こしたのです。
一方で、同じくダイエット中でも、「ちょっとぐらいいいわよね」と考えた場合、どうでしょうか?
おそらく、罪悪感を感じながらケーキを食べると思います。
このように、同じ出来事に対しても、浮かんでくる考えは人それぞれなのです。
そして、浮かんでくる考えが人それぞれであれば、その後の行動も人それぞれなわけです。
この例でも「ダイエットしなきゃ」と思う人もいれば「ちょっとぐらい大丈夫だろう」と思う人もいます。そして、後者の場合は、「ケーキを美味しくいただく」というまた別の行動に移るわけです。
自動思考は人によって異なりますが、以下ではこれを「考え方のクセ」と呼ぶことにしましょう。
ストレスになりやすい「考え方のクセ」に要注意!
私たちはそれぞれ「考え方のクセ」を持っています。
そして、時として「考え方のクセ」は悪さをすることがあります。
お分かりの通り、これらはストレスに直結してしまいます!
ストレスに立ち向かうためには、「考え方のクセ」が引き起こす悪さを止めてあげる必要があるのです!
そして、こうした悪さを引き起こしやすい考え方がいくつかわかっているのです!
これから、代表的な「考え方のクセ」をお伝えします
0か100か思考

物事に対して0か100か、白か黒かで考えてしまう考え方です。
完璧主義というとわかりやすいかもしれません。
たとえばテストでちょっとした計算ミスをして「100点以外は全部意味がない!」と思ってしまうような人がこれに当てはまります。
他にも、家事も仕事も完璧にこなそうと考えてしまう人や、仕事や委員会、クラブなどで仕事をたくさん引き受けてしまいがちな人もこれに当てはまるかもしれません!
ベキ思考

文字通り「〜べきだ」「〜べきでない」と考えることです。
たとえば少し体調の悪い時に「仕事はいつだって気を緩めるべきではない」と考えてしまうとストレスが溜まってしまいますよね!
さらに、「ベキ思考」の悪いところは、他人に対してもそれを強制してしまうことです。
部下に対して、「安易に仕事を休むべきではない」と考え、きつく当たってしまうと人間関係がギクシャクしてしまいますね。
このように、「考え方のクセ」は時として悪さをしてしまいます。
もっと色々な考え方がありますが、代表的なものだけお伝えしました。
もっと知りたいという方は、以下の記事でお話しします!
悪さをする「考え方のクセ」を見つけよう!
考え方のクセに振り回されないためには
さて、ここまでみてきたように時として、考え方のクセは悪さをしてしまいます。
それでは、「考え方のクセ」に振り回されないようにするにはどうすれば良いでしょうか?
大事なポイントは自分の「考え方のクセ」に気づくこと!
「考え方のクセ」は、自動思考という名前がついている通り、自動で頭に浮かんできます。
なので、実は私たちは、自分の考え方のクセに気づいていないことが多いのです!
まずは、自分で自分の考え方に気づきましょう!
そうすることで、悪さをする考え方に振り回されなくなります。
さらには、ストレスを感じないように「考え方」を変えることもできるようになります!
考え方のクセを見つけよう
それでは、自分の考え方のクセを見つけるにはどうしたらいいでしょうか?
答えは、ズバリ自分のストレスを記録すること!
落ち込んだり、イライラしたり、自分がストレスを感じている時、一歩立ち止まって、今自分が何を考えているのか記録してみましょう!
これを繰り返していくと、自分の「考え方のクセ」が見えてくると思います。
「なんだ!そんなことか!」と思われた方、意外と効果があるんですよ!
ストレスの記録をしよう
ストレスの記録には効果的なやり方があります!
要点は以下の通りです
分かりやすいように、下に例を載せてみます

初めは難しいかもしれませんが、ぜひ続けてみてください!
段々と自分の考え方のクセがわかるようになってくると思います!
人は紙に書くことで考えが整理される
それではなぜわざわざ紙に書くのでしょうか?
人は頭の中で考えていることを「自分の頭の外に出してあげる」ことで、自分を客観的にみることができます。
その結果、自分自身を冷静に分析できたり、今まで気づかなかった新たな発見ができるようになります。
それでも時間がない時は
それでも、紙に書く時間がない&書くのが苦手!という人は、スマホのボイスメモもいいかもしれません。
ボイスメモの利点は、いつでもどこでも記録ができる点です。
いざストレスに出くわしても、紙に書く頃には忘れてしまうこともありますよね!
そんな時はスマホのボイスメモを使ってみましょう。
ちなみに世間でアイデアマンと呼ばれる人は「ボイスメモ」をよく使う傾向にあります。
アイデアはいつどこで思いつくかわからないので、思いついた時にすぐに記録できる「ボイスメモ」が好まれるのかもしれません
まとめ
ここまで読んでみていかがだったでしょうか?
自分はどんな考え方のクセは見つかりましたか?
ここまでの内容を一度まとめてみましょう
ぜひ自分のストレスを記録して考え方のクセを見つけましょう!
ここまできたら、次はいよいよこの考え方のクセを修正していきます。
というわけで、また長くなってしまいそうなので具体的な方法は次の記事で説明します!
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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