準拠枠
「一人一人の言葉の意味づけ」や「物事の理解の仕方」
たとえば、私が「魚が好き」と言ったらあなたは何を想像しますか??
水族館で泳ぐ魚を想像する方もいるでしょう。
一方で、お寿司や焼き魚を想像する方もいるはずです。
このように、人によって言葉の受け取り方はさまざまなのです。この言葉の受け取り方のことを「準拠枠」と呼びます。
最近では、「傾聴」という言葉が話題になっていますが、正しい傾聴には、準拠枠を理解することが重要です。
つまり、相手と自分の言葉の受け取り方は必ずしも同じではないことをしっかりと心に留めておくことが大切です。
相手が自分と異なる考え方をしていることを認識し、場合によっては相手の準拠枠を理解しようという姿勢が大切なのです。